「居間食堂に置くテーブルは、
2メートル以上の大きいものを置くように進めている。」とおっしゃいました。
永田さんがご自宅でお使いなのは木曽三岳奥村設計所のNテーブル。永田さんの設計された住まい手さんが使うことが多いので、
「Nテーブル」と名付けられたそうです。
12畳ほどの居間食堂に2メートル以上の食卓、
最初は大きいかなと感じるかもしれませんが、
そこではお母さんがお裁縫をして、その横でこどもたちがお絵描きをしたり宿題をしたり、
家族が集まる中心となるのです。
Aさんの「人が集まれる家」というご要望から、
永田さんが提案したのは半地下に潜った畳リビング。
畳に座ると、庭の緑がちょうど目線の高さに拡がります。
どこか懐かしさを感じる畳敷きの居間食堂ですが、
縁無しの畳で、和風になりすぎず、現代版の茶の間といった雰囲気です。