先日、「雑木林の家」住まい手の西尾さんと共に、建築家永田昌民さんのお庭を訪ねました。
「雑木林の家」は、設計士である奥様と、ご主人、ご夫婦お二人でお庭のお手入れをされています。
6月5日(日)・6日(月)10:00から16:00、予約制でオープンガーデンを開催します。
植物は季節ごとにブログに細かく記録されていて、ガーデニングをされる方にもとても参考になります
永田昌民さんのお宅に、3月、5月上旬、5月下旬と、
続けて三回もお伺いしてしまいましたが、その度に植物に変化があります。
たった2週間の間に、何種類もの花が咲き、芽を出していました。
入口のテイカカズラによって、ポストも表札も見えなくなってしまっています^^
アプローチに敷かれたレンガの目地は、固めずに土のままです。
隙間から出てくる緑は、造園家の田瀬さんから教わった楽しみのひとつです。
「増やしたい植物が育ちやすいように、強い草を間引いている。
かわいそうだけどエコひいきしながら。
でも、いくら大切に手をかけてあげても、どうしてもダメになってしまう植物もあるので、
極力手を加えないようにしている。
この環境に合っている植物と、合わない植物、自然に任せてこの風景になっている。」
と、妻の佑子さんはおっしゃっていました。
5×緑は、近くで見るといろいろな植物やツルがからまっています。
毎日お庭に遊びに来る野良猫の「ニャーコ」は、私たちがいる間中、ずっと一緒にいました。
佑子さんは、自然にまかせて、とてもパッシブなお庭づくりをなさっていると感じました。
そうして育てられた草花は、本当に昔からここにあった里山のような
風景をつくりだしています。