月別アーカイブ: 2011年6月

小平市 ブルーベリー園の拡がる北向きの家

小平市 「ブルーベリー園の拡がる北向き家」の記事はこちら

 

土地探しから始まった家づくり。

南には隣家が迫り、北側にはブルーベリー園の拡がる土地に出会い ました。

日当たりや法規制の面で、気になる部分はありましたが、

北側のブルーベリー園と、さらさらと土地の横を流れる小川のような用水路が好印象で、

この土地に住むことを決めました。

 

提案されたのは、南側を閉じ、北側に向いたリビングを2階に配置すという、

大胆に割り切ったプラン。

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「はじめは北側にリビングをもってくることをイメージしていませんでしたので、

出てきたプランに戸惑い、南に居室をもってくる別案をお願いしたり、

3階建ての可能性を探った。」 と言う住まい手さんですが、

実際に暮らし始めてみると北向きの家であることを忘れてしまうような明るい空間で、

訪れた人は、言われるまで北向きであることに気づかないほどだそうです。

 

美術館では、安定した陽の光を北側から採り入れるために、

南側には窓を作らないことをご存知ですか?

 

また、北側の窓から見える南向きの景色は、色彩がより鮮やかに見えます。

 

キッチンに立つと、デッキの視線の先にはブルーベリー園が拡がり、

家族が集まるリビングダイニングにはやわらかい陽の光が全体を包みます。

娘さんのNちゃんは、階段に付けてもらったブランコで遊んだり、

夏には広めのデッキにビニールプールを出して水遊びをしたり、

ブルーベリー園を眺めたり、このお家での暮らしをとても楽しんでいました。

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限られた敷地条件の中で、外との関係を大切な要素としながら、設計を工夫することで、

心地良い住まいづくりは可能です。

北向き2階リビングの住まい、参考になさってみてください。

 

小平市 「ブルーベリー園の拡がる北向き家」の記事はこちら

 

 

 

所沢市「雑木林の家」。お庭の専門誌に取材していただきました。

所沢市「雑木林の家」の記事はこちら

 

先日オープンガーデンを開催した所沢市の「雑木林の家」で、

雑誌の取材がありました。

 

今回掲載していただくのはお庭の専門誌です。

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風は強かったのですが、お天気に恵まれました。

お庭のテーマ、好きな場所、こだわり、季節ごとのお庭の表情など、

編集室長さんがご夫妻にインタビューします。

前回取材していただいた雑誌「チルチンびと」では家と庭の関係のお話でしたが、

今回はお庭にスポットを当てた取材です。

雑誌「チルチンびと」取材時の記事はこちら

カメラマンさんの撮影と同時にインタビューは続きます。

カメラに映り込まないように、日差しから避難しながら一階の縁側に移動。

 

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一階の和室から出られる縁側は、二階リビングとつながるデッキの下で、日影となっています。

夏、お庭を眺めながら涼むことが出来ます。

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ハチもデッキ下のひんやりした土に寝転がって気持ちよさそう。

 

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オープンガーデンから一カ月が経ち、

満開のアジサイとユリを中心にしたデッキ周りがお庭の主役になっていました。

初夏の今の季節、花と果実の実りがまっさかりです。

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同じ被写体でも、テーマによって、カメラマンさんの撮影の仕方はがらっと変わります。

お庭をメインテーマにした「雑木林の家」がどのような記事になるのか。

発行されるのが、今からとても楽しみです。

住まい手の建築家西尾春美さんのブログ「雑木林の家から」はこちら

所沢市「雑木林の家」の記事はこちら

しまだ設計室:建築設計事務所とご自宅を兼ねた住まい「カヅノキハウス」。ペレットストーブを採用。家族団らんのある住まいと街にオープンな仕事場。人の交流を育む住まい。

しまだ設計室「カヅノキハウス」の記事はこちら

 

地下室に家族の寝室、

1階に建築設計事務所を営むご主人の仕事場
「しまだ設計室」のブログはこちら)、

2階に家族が集まるリビングダイニングを配した、仕事場を兼ねたご自宅です。

 

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2階はとにかく家族みんなが「ここにいたい」と感じる場所にするために、

いろいろな仕掛けが散りばめられています。

外へ続く拡がりが気持ち良い空間、少し囲まれた感じのする座り心地の良いソファ、

隠れ家のような遊び場にもなるロフト、皆で使えるスタディスペース、

暖かい光を放ち、炎がゆらめく「ペレットストーブ」。

日本人になじみ深い囲炉裏のように、火の周りには、なんとなく人が集まってきます。

 

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1階の仕事場には通りに面した大きな窓を設けました。

ご近所さんと気軽に挨拶を交わしたり、仕事風景が外から垣間見えたり、

灯りが外へ漏れたりと、街ゆく人との親近感をつくりだしています。

 

家族が集まるリビングダイニング、街にオープンな仕事場、

家族や人とのつながりを育む、そんな住まいです。

 

しまだ設計室「カヅノキハウス」の記事はこちら

所沢市「雑木林の家」オープンガーデンを初開催しました

「雑木林の家」の施工例記事はこちら

所沢市「雑木林の家」にて、オープンガーデンを開催しました。

住まい手さんのブログをいつもご覧になっている方にも、

実際にお庭を見ていただける、とても貴重な機会となり、遠方からもお越しいただきました。

梅雨時にも関わらず、二日間とも運よくお天気に恵まれ、

二日間で50組、82名のご来場でした。

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建築家永田昌民さんの奥様にもお越しいただきました。

永田さんのお庭を拝見させていただいた際の記事はこちら

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ご用意いただいた植栽配置図と植栽リストを片手にお庭をご覧いただき、

デッキからリビングまでをご覧いただきました。

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2階リビングダイニングの木製窓から眺めるお庭は格別。

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リビングにゆっくり滞在していただきたいとの想いから、

住まい手の西尾春美さんにお茶とお菓子をご用意頂きました。

西尾春美さんのブログはこちら

オープンガーデンは、住まい手さんのご協力により、初開催が実現しました。

既にお家を建てられた方も多く見え、住まい手さん同士の情報交換の場ともなりました。

今後も、お庭やガーデニングコミュニティの輪を拡げ、

自然を身近に楽しむ魅力的な暮らしへのお手伝いができればと思います。

「雑木林の家」の施工例記事はこちら

 

所沢市松ヶ丘「悠々自適な家」平屋に近い、ワンフロアで生活できるプラン。リビングから縁側を介し、庭とその先の眺望を楽しむ住まい。

所沢市松ヶ丘「悠々自適な家」の記事はこちら

悠遊自適な家は、ご夫婦お二人がこれからの人生を愉しみながら

思うままに暮らすための住まいです。

平屋に近い構造で日常生活は1階のみ平面で生活できるよう設計しました。

高台に建つ立地を活かして、居間からは八国山を真正面に眺められるよう窓を配置しました。

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どこか懐かしさを感じる深い軒のかかった縁側によって、室内からお庭へとゆるやかにつながります。

縁側は、趣味の庭いじりの合間のお茶や、

夏の夜に夕涼みなど、外とのつながりは暮らしを豊かにし、楽しみを広げてくれます。

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年月を経るほどに味わいを増す住まいは、

世代を越えて住み継いでほしいと思える住まいです。

 

所沢市松ヶ丘「悠々自適な家」の記事はこちら

ご夫婦二人住まい、家の中にいる時間が長くなるこれからのことを考えて、建て替えを決意。陽の光や植栽を身近に楽しむ暮らし。

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「ご夫婦お二人の暮らしを楽しむ家」の記事はこちら

 

敷地と街との間のささやかなスペースに配置された植栽と木塀で、

緩やかに境界を設けている、素朴な外観の住まい。

 

北側の木塀から一歩中に入ると、外からは想像しなかったような奥行き感を感じました。

 

限られた条件の中でも、植物を楽しむ暮らしはできる。

そう感じさせてくれる住まいです。

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庭づくりは「彩園」さんに頼みましたが、

住み始めてからも少しずつ植物を増やし、庭づくりを楽しまれています。

 

家の中にいる時間が長くなるこれからのことを考えて、建て替えを決意したという住まい手さん。

お庭を望みながら、音楽を楽しむ、読書に耽る・・・

家の中にゆったりとしたお二人の時間が流れます。

 

「ご夫婦お二人の暮らしを楽しむ家」の記事はこちら

 

所沢市にてオープンガーデンを開催する「雑木林の家」掲載。雑誌「チルチンびと」の取材

「雑木林の家」オープンガーデンの記事はこちら

西尾春美さんのブログ「雑木林の家から」はこちら

 

今週末6月5日(日)・6日(月)にオープンガーデンを開催する、

所沢市「雑木林の家」が掲載される雑誌「チルチンびと」の取材の様子を覗かせていただきました。

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住まい手であり、設計士でもある西尾さんご夫妻に、ライターさんがインタビューします。

その間、カメラマンさんと編集担当者さんが小雨の中、お庭を撮影。

「雑木林の家のポイントは家と庭をつなぐデッキにあるのでは。」とライターさん。

暮らしとお庭の関係のお話を引き出します。

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室内からデッキを介して庭へと気軽に出られることで、

傾斜地を活かした二階リビングの住まいですが、

日々の暮らしの中で、草花との距離を近くに感じることができます。

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ダイニングテーブルには、ブータンの織物のテーブルランナーと、庭で咲いたクレマチス。
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室内の撮影を始めるカメラマンさんと入れ替わり、

お庭へ出てお話を聞きます。

小雨の中、レインコートを着てのインタビューは続きます。

天候はあいにくの雨でしたが、しっとりとした雰囲気で緑が鮮やかに映えてきれいです。

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道路側から傾斜地となった庭を登ると、景色が違って見えます。

下から見上げる庭と、上から見下ろす時に見える草花を考えながら、

植栽を配置されているそうです。

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さっそく傾斜地の様子が分かる素材作成を依頼するライターさん。

図面などは西尾さんが用意し、編集担当者さんが誌面をまとめます。

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めだかの泳ぐ水鉢。スイレンの葉が小さくてかわいい。

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土の状態で花の白色と赤色の割合が変わるというかわいいお花
(名前を聞きましたが忘れてしまった・・・)

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食べごろのアーティチョークですが、花を咲かせて観賞用に。
実っているところを初めてみました。

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コバンソウ。イネ科の植物も大切にされているそうです。

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お庭のギボウシ・スモークツリーを玄関にさりげなくアレンジされてました。

 

今週末に開催されるオープンガーデンでは、

今の季節の植栽配置図も配布していただけます。

シンボルツリーのヤマボウシがちょうど満開となりそうです。

ぜひこの貴重な機会にいらしてみてください。

 

「雑木林の家」オープンガーデンの記事はこちら