地下室に家族の寝室、1階に建築設計事務所を営むご主人の仕事場、
2階に家族が集まるリビングダイニングを配した、仕事場を兼ねたご自宅です。
敷地と通りの境界に配した木々が成長し、街に緑のある景色をもたらしています。
1階の仕事室から通りに面した全開できる木製の窓のまわりを、
囲うようにして成長した緑を介し、街とつながります。
木材は地場産材、東京多摩地域の山で採れた木を使用しています。
構造材はもちろんですが、自宅をモデルハウスとしても活用できるようにと、
地階の床には多摩産のスギ、1階は多摩産のヒノキ、2階は多摩産のサワラを採用しました。
武蔵野の豊かな自然に魅了され、
この地で仕事室とご自宅を兼ねる「カヅノキハウス」での暮らしが始まりました。
「設計の仕事を通じて、地域の景観や環境に貢献できれば・・・」
と、設計者であり住まい手さんでもあるご主人は語ります。