に応募したことから始まり、実現したものです。 >>木造ドミノ住宅第一号の記事はこちら
質を確保しながら、コストを条件内に抑えることを達成するのはとても難しく、
職人、開発者 野沢正光建築工房・設計者 半田雅俊設計事務所、
相羽建設スタッフを交えた議論は何度となく紛糾もしましたが、
スケルトン(建物の本体)とインフィル(しつらえ)をきちんと分離し、
太陽エネルギーによる暖房システムを持つ、木造ドミノのしくみが生まれました。
グッドデザイン賞、地域住宅計画賞、エコビルド賞グランプリなど様々な評価もいただきました。
”木造ドミノ”とはじめて聞いた方は、「ドミノ倒し」を連想される方がほとんどかと思います。
家にそんな名前を付けてしまって、大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、
実は、その”ドミノ”とは違うんです。
建築家ル コルビジュエの作った言葉です。
木造ドミノが新しく革新的なこれからの住宅として各地に展開し、
地域ごとのスタンダードになることへの願いが込められています。
「木造ドミノ住宅」は、外壁で構造の安全性と、断熱性能を確保しています。
そのため、室内の構造に関わる部分、動かせない部分は、大黒柱2本だけです。
それにより、構造に縛られずに、暮らしに合わせて部屋の仕切りや設備を
計画することが可能になりました。
木造ドミノは、シンプルな“ひとつの箱”のような空間です。
室内は、家族構成やライフスタイル、環境、地域によって、自在にデザインできます。
いろいろな表情の暮らしが、木造ドミノをキャンパスのようにして描かれていきます。
夏の間、東京都東村山市にある、「ST青葉 木造ドミノ住宅」モデルハウスでは、
エアコンを稼働させずに、家本来の居心地を夜間まで体感できる、
ナイター見学会を開催しています。
自分が木造ドミノ住宅に住むとしたら、どんな暮らし方をするかをイメージしながら、
木造ドミノを楽しんでみてください。